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みんなみすべくきたすべく

かぜ フーホッホ

かぜ3
「かぜ フーホッホ」(三宮麻由子文 斉藤俊行絵 福音館)

 上の写真の絵のように、風が吹いて、枯れ葉が、一斉に落ちてくるのは、楽しいものです。
 頭に葉っぱがのり、がしゃがしゃがしゃと辺り一面の枯れ葉を踏みしだくのは、大好きでした。
 雪がほとんど降らない神戸育ちですから、空から舞い降りてくるものは落ち葉であり、踏みしめるのも、枯れ葉でした。
 もうずいぶんな年齢になっても、この絵のような情景は、わくわくするものです。

 この絵本は、お話の絵本ではありません。風の音、風が吹くときの空気、風の動き・・・目には見えない風の命を読む絵本です。
≪・・・ヒューロルルル かぜの うずまき くすぐったーい おちばの おいかけっこ チッチリ チッチリ カシュクシュ カシュクシュ≫
≪けやきのきが ゴワー おちばが シャリシャリシャリシャリ チャロチャロチャロチャロ かぜ フーホッホ!≫

 各自、こんなふうに聞こえるとは限りません。そこが面白いところ。耳をじっと澄ませ、身体で感じる・・・すると、いろんな音が聞こえてくるはず。

 文を書いた三宮麻由子氏は、幼くして視力を無くされた人です。他に「おいしいおと」「でんしゃはうたう」「そうっとそうっとさわってみたの」「ウグイス ホケキョ」「おでこに ピッ」(いずれも福音館)など、音を表現したものだけでなく、体感を表現したものあります。

紅葉1

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