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みんなみすべくきたすべく

老後の仙厓

せんがいj
 東京 出光美術館の「仙厓礼讃」展にも行きました。(~2018年10月28日)
 弾丸東京美術館巡りの一つ目が、ここでした。開場と同時に入館したので、すいていて、本当によく見ることができました。
 
 住持職を引退した後の仙厓の悠々自適な第二の人生に描かれたもの中心の展示でした。88歳になるまでの隠居生活は、25年。
 そして、展示のテーマは「老後」。解説には、"老後の達人" 仙厓さんのバイタリティー溢れる隠居生活から学んでみませんか?と書かれています。
 圧巻だったのは、旅好きの仙厓が、旅に携えた「書画巻」。いわば、スケッチブックなのですが、かなりの巻物。そして、そのあと、スケッチしたものを一つの独立した作品に仕上げたものも展示されています。このスケッチ帖(?)を携えての、老後の旅。気持ちが若い!好奇心旺盛で、前向きの姿勢。明るいお年寄なのです。
 
 2016年の大仙厓展➡➡のときに見た作品も多々ありましたが、くすくすと笑える美術鑑賞も、他に、そうないので、やっぱり、仙厓展は楽しみなのです。画賛を見て、日本語の洒落た可笑しさを楽しみ、絵を見て、その自由なのびのびとした線の動きを楽しみ、心も軽くなって退出できるのですから。

 それにしても、出光美術館は、仙厓をたくさん持っているなぁ・・・

☆写真は2016年「大仙厓展」の図録の、今回も展示されていた「龍虎画賛 双幅」。画賛は漢文で、インテリ層を対象に描かれたものらしい。龍には見えない龍を見て、皆で大笑い、描いた仙厓自身も苦笑いという龍図の画賛。

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