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おはよう おやすみなさい おつきさま

おやすみなさいj
(承前)
 中川李枝子文の絵本は、言葉がリズミカルで、楽しい空気がにじみ出ます。押しつけがましいところがなく、自然な言葉使いが、子どもたちが受け入れてきた背景だと思います。➡➡

 上の写真の「おやすみなさい おつきさま」(マーガレット・ワイズ・ブラウンさく クレメント・ハード絵 瀬田貞二訳 評論社)は翻訳絵本ではありますが、瀬田貞二のリズミカルな訳によって、日本の小さな子どもたちも楽しめる1冊です。

 うちの末娘が小さい頃、この絵本をいつも抱えていたことを思い出すと、今、まだ2歳になっていない孫に、早いかなと思いまだつつも、読んでみると、「も、いっかい おんで(読んで)」。
 
 ≪おおきな みどりのおへやのなかに でんわが ひとつ あかい ふうせん ひとつ えの がくが ふたつ――――≫
で、始まるこの絵本。読みながら、「ああ、いったい何度、読んだだろう」と懐かしい気持ちになる ばあば。
 もちろん、末娘であるところの叔母さんも、「この本、大好きやってん」と、愛おしそうな視線。

写真で、開いているページの≪おやすみ おへや≫の次から、続く≪おやすみ  〇〇さん≫の繰り返し。
何度読んでも、心が落ち着いてきます。

いつのまにか、暗くなっていく部屋の様子に眼を凝らしながら、耳では ばあばの声を聞いている孫。

ちょろちょろ動き回っているネズミさん、 暖炉の火・・・・「しずかにおし」というおばあさん。どの画にも興味津々の孫。
最後のページで暗くなった部屋のベッドで寝ているウサギさんを見ると、こうやって、眠りにつく幸せを想います。

とはいえ、先日、朝早く、起きてすぐ、まだ、パジャマも、おむつさえ変えていないのに、「これ、おんで(読んで)」と、孫が差し出したのは、この絵本 「おやすみなさい おつきさま」。

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