みんなみすべくきたすべく

はねちゃん

はねちゃんj
(承前)
 中川李枝子とご主人の中川宗弥が組んだ絵本より、中川李枝子と妹の山脇百合子(大村百合子)の組んだ絵本が 個人的には、好みです。
 それは、子ども目線の言葉、お話、上手い下手ではなく、子ども目線の絵というコンビが作り上げた世界だからです。

 中川李枝子と、 山脇百合子が組んだ小さい子の絵本は、数多くありますが、「はね はね はねちゃん」(福音館)は、身体を動かしながら、孫と何度も楽しんでいます。
 ≪はねはね はねちゃん たいそうします  きをつけ せなか まっすぐ まえから みても よこから みても いいしせい≫≪てを うえに うーんと せいのび きりんに とどくかな≫≪てを まえに おせ おせ よいしょ くまのせなか おおきい おおきい≫・・・・

 小さい子と絵本の関係に、読める大人が介在してこそ、絵本は、さらに楽しいものとなる。つまり、小さい子の絵本は、声に出して読むもの。
 中川李枝子は、保育士だった経験と、ご自身の読書体験から培われた言葉の力で、日本の子どもたちの絵本の世界を広げた人だと思います。絵本の世界は、楽しい世界なのです。(続く)

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