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みんなみすべくきたすべく

いってまいります

おでかけj
(承前)
 中川宗弥絵の絵本に「くまさん おでかけ」(中川李枝子文 福音館)があります。
 何箇所か、抽象的で、わかりにくい画もありますが、中川李枝子の文が、小さい子に伝わりやすく、全体として、楽しめる1冊になっています。
 「いってきまーす」ではなく、≪いってまいります≫と、丁寧な言葉遣いで、始まり、
≪とこ とこ とこ 「おや みずたまり」 じゃぶ じゃぶ じゃぶ≫
≪はだしになって とこ とこ とこ≫・・・・・と、リズミカルで、わかりやすい展開です。
くまさんが一人ででかけるのですから、しっかりしていなくちゃいけません。だから、「いってまいります」
一人で、たべて、お土産までも持ち帰る。いろいろあっても、≪ただいま≫の最後のページの絵は誇らしげです。
孫を保育所にお迎えにいったとき、「ばあば!!」と、言う顔にそっくりです。

 さて、中川李枝子文の絵本の数々は、「ぐりとぐら」(福音館)を筆頭に、子どもの生活に沿っていて、子どもたちが親しみやすいものです。そして、その言葉の流れは、どれも、軽快で、楽しい。
 そのテーマに、「くまさん おでかけ」のようにどこかに出かけて、何かあって、戻ってくるというものがあります。瀬田貞二のいうところの「行って帰ってくるお話」≪行きて帰りし物語≫です。

 「ぐりとぐら」もそうだし、何より、子どもたちがよく知っている、あの歌。
 2歳になっていない孫すら、たどたどしく歌います。
♪♪あるこう あるこう わたしは げんき あるくの だいすき どんどん いこう 
  さかみち とんねる くさっぱら いっぽんばしに でこぼこ じゃりみち 
  くものす くぐって くだりみち♪♪
 「となりのトトロ」挿入曲≪さんぽ≫作詞:中川李枝子

 

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