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みんなみすべくきたすべく

犬のトプシー

   アンガス3
(承前)
 さて、アンガスのシリーズ➡➡のもう1冊。
「トプシーとアンガス」(マージョリー・フラック 作・絵 まさきるりこ訳 アリス館)です。

 昨日、絵本の順番のことに触れましたが、この絵本が、シリーズの最後なのは、最初にアンガスとアヒル、アンガスと猫、アンガスとベスが一緒に遊んでから、そののち、トプシーが登場するからです。

 ≪むかし、あるところに、コッカー・スパニエルの こいぬが いました。なまえは、トプシーと いいました。トプシーの いえは、ペット・ショップの ショー・ウィンドーでした。あかんぼうのいぬのころは、トプシーにも おかあさんが いました。でも いまは、 トプシーには かぞくが いません。トプシーは さびしくて たまりませんでした。≫
 で、始まる「トプシーとアンガス」なのですが、このシリーズを通して、わかることは、どれも、最初のところで、簡単に、犬の特徴を紹介し、そのあと、始まるお話の展開を、期待させるものとなっていることです。

 トプシーは、ジュディという女の子とウィーンドーごしに対面するものの、実際にトプシーを家に連れ帰ってくれたのは、サマンサ・リトルフィールドという名前の お年寄のご婦人でした。この人は、大きな庭の立派な家に住み、庭も家もきちんとしていて、塵一つおちていない一人暮らしのご婦人でした。トプシーには、ひもをつけセーターを着せるのですが、トプシーは、噛みちぎります。エサを食い散らし・・・・・他に、いろんないたずらを繰り返します。「そんな悪い子は、地下室に入っていなさい」ということで、地下室に入れられるものの、そこの石炭置き場の投入口から外に出られることが分かり、庭に飛び出すと、裏木戸を抜けると、そこには、誰あろう?アンガスが、ブルン ブルン ベスが!・・・・そして、ジュディが!

 トプシーが庭に一目散に出ていく絵には、これらの家の位置関係の一部がわかります。アンガスの家の裏手に、ご婦人の家があり、その家は大きいものですから、ベスの家の裏手でもあったのです。(ちゃーんと、裏木戸を抜けると、とありました)
 そうか!じゃあ、最後に塀をのぞいて、ボールを取りに入ってくるジュディって、どこに住んでるの?
 それで、もう一度、昨日の「ベスとアンガス」を開いてみると、ベスとアンガスが、道でアヒルを追い駆け、猫が門柱の上で見ている絵の通りの向こう、小さく小さく子どもが描かれています。小さすぎて、ジュディと見るには、無理があるかもしれませんが、ジュディです。
 それに、その絵には、「まいごのアンガス」で登場したヤギまで小さく描かれていましたよ。

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