FC2ブログ
 

みんなみすべくきたすべく

犬のベンジー

ベンジーj
(承前)
  「どろんこハリー」シリーズ➡➡は、ジーン・ジオン文、 マーガレット・ブロイ・グレアム絵のコンビでしたが、この「ベンジー」シリーズは、奥さんのマーガレット・ブロイ・グレアムが文も絵も担当しています。

 黒いぶちのある白い犬のハリーとは違って、ベンジーは、耳が長くてしっぽの短い茶色の犬です。
ハリーより、いたずらが過ぎず、家族の一員としての意識の高い(?)犬です。それに、ちょっと機転の利く賢い犬としても描かれています。(実際に、モデルとなった犬は、作者マーガレット・ブロイ・グレアムの子どもの頃、飼っていた犬ブラウニーで、たいへんかしこい犬だったと紹介文にあります。)

 「ベンジーのふねのたび」(わたなべしげお訳 福音館)では、いつもは、うちの人達と一緒に旅行に出かけるベンジーでしが、船の旅にはついて行けず、お留守番。
 そんなとき、うちの人達が乗っていった船そっくりの船を見つけ、ベンジーはタラップをかけあがりますが、そこには、船の猫のジンジャーが居て、追い駆けられ・・・・船は出港。
 コックさんには優しくされ・・・
 猫のジンジャーの危機を助けると、仲良くなり・・・
 するうち、船が帰港すると、家に一目散。

 ・・・という話なのですが、思い出すのは、「チムとゆうかんなせんちょうさん」(エドワード・アーディゾーニ文・絵 瀬田貞二訳 福音館)や「チムの犬タウザー」(エドワード・アーディゾーニ作・絵 神宮輝夫訳)です。
 コックさんに優しくされるところなんか、絵まで似ているように見えてきます。ただ、チムは、その後、船酔いになり、ベンジーは元気いっぱいという違いはありますが・・・
 それにすまた、船の猫と犬が仲良しになるところも「チムの犬タウザー」に似ています。ただ、タウザーは、そのまま船の犬になり、ジンジャーは家族のもとに戻ります。

 このベンジーのシリーズも「ベンジーのふねのたび」(わたなべしげお訳 福音館) 「ベンジーとおうむのティリー」 「ベンジーのいぬごや」 「ベンジーとはずかしがりやのフィフィ」(わたなべてつた訳 アリス館)が出ています。(続く)

PageTop