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ゴッホの手紙

ゴッホ手紙2j
 昨秋からゴッホの美術展➡➡、  ➡➡ゴッホの映画➡➡、そして、ゴッホの手紙➡➡と、ゴッホに傾斜していましたが、特に「ゴッホの手紙」は、今まで読んでこなかったことを悔やまれる本でした。

 今まで、いくつかの作家たちの書簡集や手紙を読んだことがあります。が、しかし、このゴッホからの一方通行の、しかも膨大な量の、しかも、さほど長い期間ではない手紙は、今まで読んだものとは違っていました。(ただし、上巻の前半は、ベルナールが本にするときの前書きなどです。)

 これは、読みやすい芸術論ではありませんか。
 もちろん、情にあふれた手紙ととることもできるでしょう。
 窮状を訴える手紙ともいえるでしょう。
 身内だから、いえることも書いてあるでしょう。
 全編に流れるのは、ゴッホの絵画論、色彩論の展開。
 絵を描くことに命を懸けたゴッホの生きざまが書かれています。(続く)
*「ゴッホの手紙 上 ベルナール宛」(エミル・ベルナール編 硲伊之助訳 岩波文庫)
*「ゴッホの手紙 中・下 テオドル宛」(J.v.ゴッホ・ボンゲル編 硲伊之助訳 岩波文庫)

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