FC2ブログ
 

みんなみすべくきたすべく

広重展

広重j
 北斎関連の絵画展が大阪でも、東京でも開催されていますが、とりあえず、混雑する北斎ではなく、近所の芦屋市立美術博物館で開催されている「生誕220年 広重展ー雨、雪、夜、風景版画の魅力をひもとくー」(~2017年11月26日)に行きました。

 近年、美術にも関心が出てきた夫が、急に見に行くと言い出したのは、単に家から近いからだけではなさそうでした。
 カ・リ・リ・ロが、まだ行った事がない東京のすみだ北斎美術館に、彼はすでに足を運び楽しんだようでしたから、もう一人の浮世絵師の広重を見たいと思ったのでしょう。

 保永堂版東海道五十三次之内(全揃)のほか、江戸名所絵など、広重のいろんな版元の浮世絵が並んでいました。サブタイトルにあるように、雨や雪や夜の美しい風景が、あるいは、当時、流行っていたちょっとした旅の観光地案内のような風景画、どちらも、丁寧な作りではありますが、最後の方は、目も疲れ(すいているので、まじかで丁寧に鑑賞)、眠たくなってくる始末。ふー・・・・

 白雨(にわか雨)の絵など、動きがあるものは好きですが、観光案内みたいな版画は、たくさん見ると、真面目な作風に退屈してくるのかも???
 広重が仕事のできる人であるのは分かるものの、個人的には、やっぱり、北斎の人を喰ったような可笑しさが好みです。北斎は、どの人ひとりとっても、生きていると感じることができるのです。で、そこにストーリーを読みの取ることができます。

 北斎と広重を並べて展示していた2006年の京都文化博物館他の「北斎と広重展」は、そういう意味で、勉強になった展覧会でした。が、しかし、かの夫にしても、「北斎の方がいいなぁ」とつぶやいておりました。(続く)

☆写真は、2006年「北斎と広重展」(京都文化博物館)の図録の広重「東海道五十三次之内 蒲原 夜之雪」のページを広げ、上のポストカードは日本橋雪中、下のポストカードは「庄野 白雨」、左は今回の「広重展」案内紙。

PageTop