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みんなみすべくきたすべく

急の字にちなんだ翼

祇園閣3j
(承前)
「伊東忠太動物園」(藤森照信 編・文 増田彰久・写真 伊藤忠太 絵・文 筑摩書房)を見ると、伊東忠太の建築作品が写真となって出ています。
 先日の祇園閣➡➡で写真に撮れなかった、妖怪の抱える廊下の電灯も出ています。(上の写真は、京都祇園閣の入り口から撮った唯一の内部写真ですが、上方にその手だけが写っています。また、この下の写真は、同じく祇園閣前の阿吽の像の「吽(うん)」の像。昨日の一番上の写真、伝道院前の「吽(うん)」の像と比べてみるのも面白い。)
祇園閣4j

 さて、別の一枚を見て、思い出した思い出した。昔の大阪 梅田阪急百貨店と阪急電車梅田駅を結ぶアーケードの南端!今や、阪急百貨店はドラマに使われるような新らしいビルになっていますが、かつて、レトロな個所が随所に残る百貨店だったのを思い出しました。
伊東忠太16j
 モザイクの壁画はビザンチンの壁画の技法をベースにしたものらしく、地に金を使い「有翼の獅子」「鳳凰」「龍」「有翼の馬」の四つの図柄。しかも、この中で有翼の馬というのは、珍しいらしく、
≪中国では天馬。ヨーロッパではギリシャ神話のペガサス。と東西両方に空を飛ぶ馬はあるが、中国では赤や茶を名馬とするところから、有翼の白馬はペガサスを意味すると考えられる。すべての動物に翼が付くのは、阪急の急の字にちなんだにちがいない。翼はスピードの象徴でもあるのだ。≫
 ふーん、洒落てる!

 では、筑摩書房から、この本が出版(1995)されてから、その後、解体され、新築されたので、伊東忠太の作品はどうなったの?
 調べたら・・・百貨店内のレストランの天井となっていましたよ。(続く)
伊東忠太15j

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