みんなみすべくきたすべく

右にラウフェン城がある

滝3j
(承前)ゲーテ「スイス紀行」(木村直司訳 ちくま学芸文庫)
≪われわれは舟で渡った。ライン瀑布は把握しやすい正面から見てもすばらしい。それはなお美しいと呼ばれうる。これまでよりもっと見えるのは、段階的な落下と、幅の広がりの多様性である。さまざまな作用を比較することもできる。右岸の抑制できないものから、左岸の利用可能なものまである。≫
・・・・うーん、やっぱり小難しい。訳の問題かなぁ。
滝16j
滝17j
    
≪奔流の生ずるところで見事な岸壁が見える。これにもとづき、川の水の流れ落ちる様子を予感できる。右にラウフェン城がある。私がたっていたところからは、ヴェールト小城と、そこから出ている堤防が左の前景をなしていた。こちらの側にも石灰岩があり、恐らく、奔流の真ん中の岩も石灰である。≫

滝10j
・・・・・と、どんどん文学的というより、鉱物論の著作もあるゲーテらしい視点も出てきます。
が、読んでから、実体験したので、ああ、あれって、石灰岩なのね。などといつになく、しっかり岩を見ました。(続く)

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