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みんなみすべくきたすべく

しーつ!ぼうやが おひるねしているの

ぼうやj
(承前)
 次も、「蚊」の出てくる絵本です。

 「しーつ!ぼうやが おひるねしているの」(ミンフォン・ホ作 ホリー・ミード絵 安井清子訳 偕成社)

 この絵本は、タイの農村の様子が描かれています。
 住まいの様子も、身近な動物たちも、日本とは、少々異なります。
 が、なかなか寝なくて、ごそごそ 動き回る 坊やは 万国共通。
 「みんな 静かにして。 ぼうやが お昼寝しているから」・・・と、動物たちに訴えて回る母心も、万国共通。

 一番小さな蚊から始まり、猫にねずみ、蛙に豚、あひるにテナガザル、水牛に象に「しーっ!」と、お母さん。
 最後の象に「しーっ!」というときの お母さんの、眠そうな目。
そして、この絵本を見る楽しみは、お母さんが、それぞれの動物たちに言って廻っている時の、ご坊やの動き。

 やっと あたりが すっかりしずかになった頃、
≪おかあさんは まどべで こっくり こっくり   月は 木の上に そうっと のぼり   風も ふくのをやめました   もうなんの音も きこえません   みんな ぐっすり ねています≫

 さて、≪たったひとり ぱっちり まあるく 目をあけて おきているのは だあれ?≫
という最後のページ、どこかでみたような 坊やが描かれています。

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