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みんなみすべくきたすべく

ちょうちょと けんかは するもんじゃない

     あめはふるふるj
(承前)
 昨日の「あまつぶ ぽとり すぷらっしゅ」(アルビン・トゥレセルト作 レナード・ワイスガード絵 わたなべしげお訳 童話館)
の絵は、レナード・ワイスガードでした。
 ワイスガードは、いろんな作家の絵本に絵をつけていて、特に、マーガレット・ワイズ・ブラウン【「おやすみなさいおつきさま」(クレメント・ハード絵 瀬田貞二訳 評論社)などの作者】➡➡ と組んだ絵本が多いのですが、個人的に、ワイスガードの絵本では、着色された絵本より、「あまつぶ ぽとり すぷらっしゅ」のような、一見地味な絵本が好みです。とはいえ、なんと20冊も、本棚にあった・・・

 そんな中でも、 「あめが ふるとき ちょうちょうは どこへ」(M. ゲアリック文 L.ワイスガード絵 岡部うた子訳 金の星社)という絵本は、ブルーグレー一色のすっきりした絵本です。アクセントに時折、黄色が使われています。
≪あめ、あめ、あめ、あめ。あめが ふるとき、ちょうちょは、どこへ いくのかしら。≫で始まるのですが、なかなか正解までたどりつかず、結局≪でも、ちょうちょは どこへ いけば みつかるのかしら。わたしは、あめのとき そとで ちょうちょを みたことが ないのですもの。   みなさんは、どうかしら。≫で終わってしまいます。

 ん?ん?子どもたちは納得いく答えが欲しくて、この本を読んでもらったら、もぐらやあひるのことはわかったけれど、ちょうちょのことはわからないし、おまけにことりもどうなってる????
 「あまつぶ ぽとり すぷらっしゅ」が納得のいく雨の行方と、耳に楽しい言葉があるのとは、ずいぶん、違いのある絵本です。

 が、詩的な世界を表現するとき、ワイスガードの無彩色に近い絵は、その世界を邪魔しません。
「ワイズ・ブラウンの詩の絵本」(マーガレット・ワイズ・ブラウン詩 レナード・ワイスガード絵 木坂涼訳 フレーベル館)
「くまと ちょうちょ」
≪くまと ちょうちょが けんかした
 ひるも よるも けんかして
 とうとう くまが ひっくりかえり
 ちょうちょは くまの はなのうえ
 くまは おおきな ためいき ついた
 ちょうちょと けんかは するもんじゃない
 とくに つきよの ばんにはね!≫
☆写真は、後ろに立てているのが「あまつぶ ぽとり すぷらっしゅ」右下「あめが ふるとき ちょうちょうは どこへ」左下「ワイズ・ブラウンの詩の絵本」

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