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みんなみすべくきたすべく

映画「メットガラ」

つつじ7j
 (承前)
 ドキュメンタリー映画「メットガラ :ドレスをまとった美術館」を見ました。
 2015年春に、ニューヨーク メトロポリタン美術館(MET)で開催された展覧会「「鏡の中の中国:China ;Through The looking Glass」展の企画から、設営、開催当日までの裏側を写した映画でした。

 ファッションと美術館のコラボレーションが、なかなか難しいこと。政治的な背景も無きにしも非ず。また、西洋人の東洋感と、現代中国人の中国の歴史観との違いなどなど。あるいはショービジネス的発想と、知的な空間の融合などなど。
 ぎりぎりまで数々の問題を解決(?)しながら、ともかく、開催日にこぎつけ、結果、来館者も多く、寄付金も多く集まり、それをファンドとして・・・・という流れでした。

 仕掛け人は、「プラダを着た悪魔」という映画の張本人のアナ・ウィンター女史。やり手という言葉以外見当たりません。
 実際の運営は、メトロポリタン美術館服飾部門の学芸員なのですが、繊細で革新的。
 そして、この人のバランス感覚があったから、成功したんじゃないの?と思わせるのが、主に会場の映像・照明などを担当する中国人の映画監督ウォン・カーウァイ。
 たくさんのファッション界をリードしてきたデザイナーたちのインタビューを挟み、開幕前夜のパーティには、この日のための豪華絢爛、人目を引くアヴァンギャルドな衣装をまとったハリウッドスターや、人気歌手たち。一人、今や有名な大統領の娘御も ちらっと、写っていたような・・・
 
 今まで、ロンドン ヴィクトリア&アルバート ミュージアムや神戸ファッション美術館で、各国の服飾品の展示、あるいは特別展をみたことがあるので、そのイメージで、映画に臨んだのは、少々、間違いだったような気がします。
 ファッションはアートであるという考えより、創り出された衣装がアートであるという考えは、古いんだろうか。美術館という空間を、あんなに派手に騒々しく使わなくても、いいのではないかと・・・

  さて、空から藤の花が降ってくるなんてイメージ、国を問わずゴージャスとはいえ、昨日、疑問に思っていた藤の花の設営、ほかにも芸者という言葉も出てきたし・・・たぶん、大中国の隣の小さい国の東洋圏なら、みんな「一緒くた」なんだろう。
 
 かつて、イギリスのバンズレー・ガーデン(古本「海ねこ」イギリス、ほんの寄り道AtoZの8月2日の項➡➡)で見たキングサリも色こそ藤色ではないけれど、空から降ってくる花でした。キングサリと藤は、どっちもマメ科。

        キングサリ25j

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