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大涅槃図開帳

等伯j j
(承前)
 いつもは、複製を展示しているそうですが、今回は、本法寺の特別寺宝展で、その原画を見ることができました。縦約10メートル横訳6メートルにも及ぶ、大きな涅槃図。一番上の満月を見上げていると、首が痛くなるくらい大きな図です。多くの日本の図は、表具され、図は、その中に入る、ひと回り小さいものですが、この涅槃図は、表具に見えるところも、すべて描いているので、隅から隅までずずーぃと、長谷川等伯の入魂作品です。写真は、案内パンフの小さな写真で、この外回りも、もう一周装飾されています。

 長谷川等伯といえば、個人的には水墨画の松林図が一番に思い浮かぶのですが、狩野派と同じように金碧障壁画も多くあります。
 その人が、若くして亡くなった息子の為、この涅槃図を3年かけて描いたとされています。等伯自らが願主となり、本法寺に寄進しています。嘆き悲しむ様々な人物に交じって、うつろな表情の等伯自身も描きこまれています。下部の様々な動物たちとともに、ゆっくり見ることができてよかった作品でした。

 さて、本当は、鞍馬口から妙顯寺 本法寺 他・・・・・桜を愛でながら北野神社まで行って、嵐電の桜のトンネルを通って…などと考えていたお稽古までのアクティビティでしたが、当然、時間が足らず、引き返す途中にあったのが妙覚寺の大門(写真下)。うーん、ここは紅葉の名所とか・・・。秋も忙しいなぁ。

妙覚寺j

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