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ゴッホとゴーギャン展

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(承前)
 東京都美術館の「ゴッホとゴーギャン」展(~2016年12月18日)の企画は、素人には、わかりやすく面白いものでした。
 二人の画風の違いを、それまで影響を受けた画家たちの作品と並べながら紹介していきます。したがって、ミレー、コロー、ルソー、セザンヌ、ピサロ、モネ、ロートレック・・・・・なども、展示されています。
 で、ゴッホだけでなくセザンヌにも影響を与えたというアドルフ=ジョセフ=トマ・モンティセリの「井戸端の女」も並んでいて、おお、納得!厚塗り油絵です。(この項、後日に続く)

 案内紙には、
≪ゴッホは現実の世界から着想を得て、力強い筆致と鮮やかな色彩による作品を生み出し、ゴーギャンは、装飾的な線と色面を用いて、目には見えない世界をも絵画に表現しようとしました≫とありました。

 ふーん、そうなのかと思うものの、ゴッホが、自分の椅子とゴーギャンの椅子を描いたのは、目に見えない心の世界を表現したものだと思うし、ゴッホ亡き後、ひまわりの種をタヒチに取り寄せ、ひまわりの絵を描いたゴーギャンの絵は、現実のひまわりから着想を得ようとしたものだと考えると、表現の世界では、意外と彼らは離れた位置にいなかったのだろうと思ってみたりもするのです。 (続く)

☆写真上は、ロンドンナショナルギャラリーにあるゴッホ「ひまわり」と、今回来ていた、ゴーギャンの描いた「肘掛け椅子のひまわり」の絵葉書
写真下は、ロンドン・ナショナルギャラリーのゴッホ「フィンセントの椅子」と、今回来ていたゴッホ「ゴーギャンの椅子」の絵葉書。いずれも画集は「ゴッホ」(岩波)
***ひまわり→椅子のひまわり→椅子  しりとりじゃないけど、つながっています。

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