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みんなみすべくきたすべく

少しずつ変わっている

ワイエス4j
 先日、「宝島」の翻訳を、何冊か比べてみましたら、翻訳した年代によって、少しずつ日本語に変化があるのがわかりました。
 1951~2008年までの7冊でしたが、最後のものには、カタカナ語が増え、1951年のものには、難しい漢字が・・・
きっと、もっと古い訳なら、擬古文のようになって、四苦八苦しながら読んだかもしれませんが、今回のは一番古くて1951年、昭和ですから、概ね、2008年訳と大差があるわけではありませんでした。
 しかしながら、この少しずつの日本語の変化は、もしかしたら、さらなる日本語の変化につながっていくのではないかと感じました。
 
  綺麗な表現の日本語、難しい漢字ではあるけれど、よく見れば、その文字が、その雰囲気すら伝えている・・・など、日本語の深さを日々感じるものの、絵文字で片づけ、「り」と打てば、「了解」と済んでしまう。小さな画面で打てるコミュニケ―ションは、「うーん」と唸りながら、文を書くことにつながっていません。ましてや、ゲームに費やす時間はあっても、1冊の本を読む時間を取る人は減っていると思えるし・・・・
 言葉は、時代と共に、変化していことは理解できても、美しい言葉や、深みのある言葉が、減っていくのは、残念。(続く)
☆写真は、N.C.ワイエス挿絵の「宝島」原書.。

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