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チューリッヒとジュネーブ

チュー3j
(承前)
 このブログを始めてから、パリに行ったときは、ロダンとカミーユのことに力を入れ、2013年のスイスの時は、クライドルフのこと、テムズのときは、ホワイトホースカントリーのこと、2015年のスイスの時は、ランボーの詩、という具合に、少しはテーマを持ってのぞんだ旅行レポートでした。
 が、しかし、今回のスイスは、「珊瑚集―仏蘭西近代詩選」(永井荷風・岩波文庫)を携えていったものの、ほとんど使えず、有難いことにお天気に恵まれた1000枚ほどの写真の整理に振り回されたレポートになりました。
      チュー2j
 もう、ここいらで、スイス報告を終わりにしますが、スイスの入口のチューリッヒと、ジュネーブの写真もあるので、最後に使います。
 今回はチューリッヒ発着でしたし、前回はジュネーブ・・・と、チューリッヒとジュネーブは、その町自体をほとんど歩かず、およそ、飛行機の発着にしか使っていません。が、そんな短い滞在ながら、二つの都市は、印象が全く違います。
チュー1j
ジュ1j
 片や、すっきりとした印象で、片や活気のある雑然とした印象です。雰囲気は、チューリッヒとベルンが似ていて、ジュネーブとローザンヌが似ている感じがする。前者がドイツ語圏、後者がフランス語圏です。
 一つの国とは言え、ずいぶん、違う感じがするのは、日本に来た外国の方が、東北と東京、京都と沖縄・・・・など、各地の違いを感じるのと同じなのでしょうか。
 
 さて、特命大使の頃はどうだったのか?
(*スリッキ、スリッキ=チューリッヒ セネヴァ、ゼネーヴァ=ジュネーブ)
特命全権大使 米欧回覧実記 (久米邦武編 田中校注 岩波文庫)
≪「ズリッキ」郡ハ、瑞士中ノ一大郡ニテ・・・・瑞士ニテ紡績ノ名所ナリ、且鉄ヲ制作シ、紙ヲ抄シ、楽器ヲ造ル、凡製造ノ盛ナルコト、瑞士ニ於テ、西ハ「セネヴァ」東ハ「スリッキ」トテ、高名ナル地ナリ・・・≫
≪「ゼネーヴァ」郡ハ、地籍元ヤヽ大ナリシニ、仏国ヨリ削ラレ・・・・・当時は、瑞士第一ノ都会ニテ、時辰惟儀(とけい)ノ名所ナリ、「レマン」湖ノ尾ナル河口ニヨリテ、市街ヲ開ク、是此湖ノ一ニ「ゼネーヴァ」湖ト称スル所以ナリ・・・・「モンブラン」山、雪色ヲ輝カシテ湖上ニ立ツ、風景目ヲ拭ウ・・・・≫
            ジュ2j
☆写真は、上から3枚がチューリッヒ駅近辺。下2枚はジュネーブ港近辺。最後の写真には、ジュネーブから見たモンブランが写っています。モルジュから見たモンブランは 

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