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みんなみすべくきたすべく

吾 唯 足るを知る

龍安寺石庭j
(承前)
 京都 龍安寺といえば、石庭ですが、15の石が白砂に配されています。15全部一度に見ることができないのは、不完全ということ表しているようです。
 縁の真ん中に座って数えると、うーん14しか見えません。で、きっとあの岩の向こうにもう一つあるはずだと、移動し、立って眺めると、その見えなかった一つと、先の14が見え、15全部見える場所がありました。その辺り一帯ではなく、ほんの狭い範囲ではありましたが、そこに立つと15見ることができました。
龍安寺石楠花j
 で、今回は茶室も特別公開されておりましたから、茶室をのぞき込むと、うーん、そこには、なんと、仙厓の掛け軸が・・・
             龍安寺仙厓j
≪足ることを知ればこそあれ福の神 二匹鯛釣る恵比須なければ   仙厓」≫と書かれています。
 恵比寿の絵には、どの絵も一匹の鯛しか描かれていません。それは、恵比寿が「足ることを知る」からだと。
 そして、この茶室に接した庭には、「吾唯知足」(吾 唯 足るを 知る)と読める真ん中が四角い穴に水がたまるようになった、丸い「蹲踞(つくばい)」があります。***茶室に入る前に手や口を清めるための手水鉢。
 「知足のものは貧しといえども富めり、不知足のものは富めりといえども貧し」という禅の言葉から生まれた仙厓「知足」の画と「蹲踞」でした。
         龍安寺レプリカj
龍安寺つくばいj
☆上から、龍安寺石庭、真ん中に座って撮った写真。次はお庭の石楠花。次の「蹲踞(つくばい)」は、お庭にあるレプリカで、一番下の写真が、茶室横にある徳川光圀寄進の「蹲踞(つくばい)(右半分、ちょっと影になっている部分)」。もっと、つくばって撮らないから、ちゃんと写っていませんでした。

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