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みんなみすべくきたすべく

本棚の隅の隅から引っ張り出しました

       星の王子様j
(承前) 
 サン=テグジュペリの「人間の土地」「夜間飛行」を読み、「星の王子さま」も、本棚の隅の隅から引っ張り出しました。600円の表示のある岩波愛蔵版、中には鉛筆で小さく1969年12月25日とあるので、クリスマスプレゼントに買ってもらったものだと思います。中三の時です。

 絵がついているので、子どもの本と思われがちですが、本当は、中学生以降に出会うのがいいかと思います。
 大人になりかけの子ども・・・そんな頃に出会ったのは、タイムリーで、ラッキーでした。当時から、心に残る言葉がいくつもあるからです。当時、図書室にあったこの本を読み、いつか、自分のそばに置きたいと願っていたような記憶があります。
 
 そして、あの頃は、読んでなかったと思われる訳者あとがきには、ちゃーんと「南方飛行(南方郵便機)」「夜間飛行」「人間の土地」の紹介もあります。
 訳者内藤濯は、言います。
≪訳筆をすすめてゆくうちに、もとの文体の美しさにおされて、気おくれしたことが、一度や二度ではありませんでした。でもそこを、さほど不体裁ではなく切りぬけることができたのは、児童文学に深い経験をもっていらっしゃる石井桃子さんが、何かとめんどうを見てくださったからです。≫

 石井桃子さん!そうだったのか。よかった!!!(続く)

*「人間の土地」「夜間飛行」 (サン=テグジュペリ 堀口大學訳 新潮文庫)。
*「星の王子さま」(サン=テグジュペリ 内藤濯訳 岩波)

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