FC2ブログ
 

みんなみすべくきたすべく

ちいさなちいさな

くじらj
(承前)
 「おしゃれなクララとおばあちゃんのぼうし」(エイミー・デ・ラ・ヘイ エミリー・サットン絵 たかおゆうこ訳 徳間書房)の画家エミリー・サットンの絵本は、2014年~2015年に相次ぎ邦訳されています。
 
 その1冊「クリスマスイブの木」」(デリア・ハディ 三原泉訳 BL出版)は、とても綺麗な絵本で、話もわかりやすいといえばわかりやすいのですが、主人公がモミの木なはずなのに、モミの木を手に入れたホームレスの少年がどうなってしまうのかに、心が動き、クリスマスストーリーの満足感が半減してしまうのは、残念でした。

 もう1冊は、 「ちいさなちいさな―めにみえないびせいぶつのせかい」 (ニコラ・ディビス 越智典子訳 出川洋介監修 ゴブリン書房)。
 この絵本は、菌類の専門家が監修者として参加し、「微生物の大仕事」として巻末で説明文を寄せています。

≪おおきな どうぶつが いる。ちいさな どうぶつも いる。そんなこと しってるって?≫と始まります。(写真に写るページ:枝の先5枚目の葉の上に蟻が描かれているのが見えますか?)
≪それじゃ、ありの しょっかく いっぽんに なんぜんまんも のっかれるような ちいさな いきものが いるってこと、しってる?≫と続き、微生物の世界に入っていくのです。

 微生物にはどんな種類があるのか?どんなところに居るのか?どうやって増えるか?・・・わかりやすいエミリー・サットンの絵と共に、子どもたちを科学の世界に導く絵本の1冊です。(続く)

PageTop