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みんなみすべくきたすべく

プラム・クリークの土手のクリスマス

                      霧の中の樹j
(承前)
 さて、インガルス一家の物語の三巻目「プラム・クリークの土手で」には、2年分のクリスマスの章があります。
 まず、「クリスマスの馬」と「メリイ・クリスマス」の章。
 
 かあさんはローラたちに、クリスマスには何が欲しいか聞くと共に、とうさんは何が欲しいと思うかとも尋ね、みんなで馬が欲しいと願うのはどうだろうと提案します。ローラは思わず「サンタクロースは、ほんとにいるのよ、ね?」と、かあさんに聞きます。
 かあさんは「もちろん、サンタクロースはいますよ」と答え、「大きくなればなるだけ、サンタクロースのことがよくわかるようになりますよ。もう、おまえたちも大きくなったのだし、サンタクロースがたったひとりだとはまさか思ってないでしょ?クリスマス・イヴに、サンタクロースは、どんな所にもくることは知ってますね。・・」

 そして、かあさんはもう一つ教えてくれます。
≪サンタクロースはどこにでもいるだけでなく、いつでもいるのだということを。だれでも、自分のことよりひとのためを第一に思う気持ちになれるとき、いつもそこにはサンタクロースがいるのです。クリスマス・イヴというのは、みんながひとのために思うときなのです。その夜こそは、だれもかれも、みんな自分勝手な考えをわすれ、ほかの人たちのしあわせを願うからこそ、サンタクロースがあらゆる所に現れるのです。そして、朝になると、それが形になって見えるのです。≫

 そして、クリスマス、ローラ達のところには、2頭の馬がやってきます。
≪寒い陽気なクリスマスの朝、とうさんもメアリイもローラも馬たちも、みんなしあわせでいっぱいでした。≫(続く)
 
 ここで思い出すのは、*「とびきりすてきなクリスマス」(リー・キングマン作バーバラ・クーニー絵 山内玲子訳 岩波)
*「プラム・クリークの土手で」(ローラ・インガルス・ワイルダー作 ガース・ウィリアムズ画 恩地三保子訳 福音館)
☆写真は、スイス 霧の中 

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