FC2ブログ
 

みんなみすべくきたすべく

クリスマスの森

森のクリスマスj
 「クリスマスの森」(ルィーズ・ファティオ文 ロジャー・デュボアザン絵 つちやきょうこ訳 福音館)
もう40年以上、クリスマス時期に、クリスマスの絵本を買っています。ネットが使えるようになると、洋書の古書にまで手を出して、一年中、クリスマスの絵本を手に入れるようになりました。何冊持っているか?そんな野暮なこと、夫すら聞きません。

 毎年、新しく翻訳されるクリスマス絵本を特に楽しみにしてきました。確か、バブルの頃とその後少しは、困るくらいたくさん翻訳されていったと思います。が、ここ何年かは、少々品薄ぎみ。
 で、今年は、これぞ、というのが、とても少なく、この「クリスマスの森」が光っていただけかもしれません。
 
 デュボアザンの描く世界は、どれも,過激すぎず、穏やかで温かい。
 農場の動物たちは、ひょうきんで楽しく、明るい。
 ここに描かれている森の動物たちも同じく親切な心に満ちています。

 お話は、疲れて眠ってしまったサンタさんの替わりに森の動物たちが、プレゼントを届けるというものですが、デュボアザンの優しい絵と共に、文を担当するデュボアザンの妻であるルィーズ・ファティオは、本当らしさを語ります。
 
≪フクロウや タカや カラスは とおくの えんとつへ とどける おもい プレゼントを まかされました。
 エボシガラや シジュウカラや スノーバードは ちいさい プレゼントを はこぶことに なりました。ちいさくても だいじな プレゼントです。
 スカンクは いつだって ゆっくりとしか あるかないので ちかくの むらに とどける プレゼントを たのまれました。
 クマや シカは いちばん おもい つつみを ひきうけました。≫

 小さい鳥が重い物を運ぶと嘘になり、早く歩けないスカンクが遠くに行くのは無理がある・・・本当にあるかもしれないと思う世界が、ここに書かれているのです。
 

PageTop