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みんなみすべくきたすべく

ホバディ・ディック

           チャリングワースマナー庭からj
 (承前) 
 久しぶりに「妖精ディックのたたかい」を読んで、ああ、やっぱり面白い・・・
 ジョエルがロンドンから雪の中、帰ってくるところは、はらはらドキドキ。
 もちろん、「宝のありか」の章もわくわくドキドキ。
 
  妖精ディックの「人間臭い」ところが、この本の最大の魅力です。
 嫌な奴には、嫌なお仕置き。心優しき者や弱い者には、暖かい手を差し伸べる。が、自分は妖精であって、幽霊は苦手。何より、人が好き。
 
 と言っても、多くの日本人が妖精という言葉からイメージする妖精と、ホバディ・ディックは少々違います。
 ホバディは、家に住む妖精「ホブ」からつけられたようです。

 「妖精事典」によると、ホブは≪親切で心がやさしく、時にはいたずらな妖精の一種族を指す一般的な名称で、ブラウニーもこれに属している。一般には、イングランド北部地方やイングランド中部地方の北部に存在する。≫とあります。英国全土に住んでいるわけではなさそうです。
 
 そして、「妖精ディックのたたかい」という勇ましいタイトルではありますが、読後は、穏やかで幸せな気分になるのは、ディックにもらった「幸運」の一つ?(続く)

*「妖精事典」(キャサリン・ブリッグズ 平野敬一・三宅忠明・井村君江・吉田新一訳 冨山房)
*「妖精ディックのたたかい」(K.W.ブリッグズ文 コーディリア・ジョーンズ絵 山内玲子訳 岩波)

☆写真は、英国 コッツウォルズ チャリングワースマナー。実は、「隊を組んで歩く妖精達」のときにも使った同じ写真です。このマナーハウスは、ホバディ・ディックが昔住んでいたような館があります。庭のきのこみたいな土台の石に、妖精が坐っていそうでしょう?お話の舞台にもかなり近いのです。・・・が、なさけないことに、この時に撮った写真のデータが消えてしてしまったが為、友人に送ったこの写真を返送してもらってやっと、手元にこの一枚。残念!

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