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みんなみすべくきたすべく

くつです。

         くつですj
(承前)
 「おうさまのくつ」 (ヘレン・ビル文 ルイス・スロボドキン絵 こみやゆう訳 瑞雲舎)を見て、一番に思い出したのが、センダックの「こびとのゴブリン」の話でした。

 子どもが小さい頃、何度読んだかわかりません。(と、どこかに書いたかもしれませんが・・・)
≪ほらあなのそばをとおりかかったゴブリンは、ほらあなの中のドガン!という音にびっくりしたそのひょうしに、くつが脱げてしまいました。そのまま逃げだしたゴブリンですが、ピッタ パッタ ピッタ パッタ ピッタ パッタ なにかがあとをつけてくるのです。怖くて後ろをみることができず、どんどん早く走ります。すると、そのなにかも、どんどん おいかけてくるのです。ピタパタ ピタパタ ピタパタ ・・・≫

 この話の中で何度も読めとせがまれたのは「くつです。」という箇所。きっぱりと言い切る潔さ。「ああ、よかった」の感じが込められているのでしょうか。
 
 おうさまのくつは、ポッカ ポッカ ポッカ ポッカ
 こびとのくつは、ピタパタ ピタパタ ピタパタ
 ここだけでも、声に出して読んでみて。ちょっと、面白いから。

 「こびとのゴブリン」は、こぐまのくまくんがおじいちゃんに聞かせてもらったお話で、 「おじいちゃんとおばあちゃん」 (E.H.ミナリック文 モーリス・センダック絵 まつおかきょうこ訳 福音館)に入っています。

☆写真は、手前が、センダック「こびとのゴブリン」 奥はスロボドキン「おうさまのくつ」表紙。

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