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みんなみすべくきたすべく

匂い晴れやか

            すいとぴーとすいかづらj
(承前)
 残念なことに、音楽の深い世界に首を突っ込んでいないので、先日書いた、ドビュッシーがロセッティの長詩「祝福されし乙女」から「選ばれし乙女」を作ったことも、ショスタコビッチが「ミケランジェロの詩の組曲」を作ったことも、そうなのか・・・といった具合。

 が、しかし、「ミケランジェロの詩の組曲」のひとつと思える詩訳は、味わうことができます。
 (以下、早川祐弘訳の前半のみ)

≪十重二十重(とえはたえ)、花また花で織つづられた花綵(はなづな)は
 またなんと匂い晴れやか、金髪の夫人の髪のその上に、
 花一輪また一輪としなだれかしぐ、
 花々はあい競い君の額に口づける。
 
 あの服は春風にひねもすのどか
 胸をしめ、裾ふくよかにふんわりと、
 金色(こんじき)のレースは君の頬もとめ
 頸(くび)すじにふれては撫でるやみもせで。・・・≫

 訳者自身が言うように、≪この詩はボッチチェリの「春(プリマベーラ)」の雰囲気がうかがわれるかのよう≫です。(夢に続く)

*「ルネサンスの詩 城と泉と旅人と」(早川祐弘著 沖積舎)
☆写真は、英国 テムズ川沿いのスイトピーとスイカズラ。

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