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みんなみすべくきたすべく

オレンジとレモン

 れもんjj
 散歩道で、レモンがなっているのを見つけました。
 散歩道は、この木より上にあるので、(つまり、家は散歩道の下)、大きなレモンの木の上方に実がなっていても、よく見えます。阪神間は割と温暖な地域とはいえ、まさか、こんなに立派なレモンがなっているとは・・・(その木の上方には、あといくつか残っておりました。多分、この木のある家の人は、上方にレモンが残っているのを知らないと思います。)

 「オレンジとレモン」というお話が、ファージョンの「イタリアののぞきめがね」に入っています。
 白の王子が育てているオレンジとレモンの実と、黒の王女の育てている実の大きさを比べる話です。重要な小道具は望遠鏡。

 王女の実を見るために、王子が、王女のお城に入るには、トカゲくらいの大きさでないと石垣の隙間から入れません。そこで、望遠鏡の、ものが小さく見える端を石垣の方に向けてから、望遠鏡と石垣の間に王子が立つと、あら、不思議。王子はトカゲのように小さくなって妖精のように石垣の隙間をくぐり抜けることができます。
 この話を子どもの時に読んだなら、秘密裏に、この方法に何度か挑戦して、身体を小さくする訓練をするのではないかと思います。

 さて、オレンジとレモンの実の大きさ比べ。
 実は、王女の持っていたのは、ライムとキンカンの実だったものの、家来のペッペの判定は、見もしないで「王女」にくだります。
 ≪こうなると、王子と王女は、もう結婚するほか、ありませんでした。そこでふたりは結婚しました。≫(続く)
*「イタリアののぞきめがね」(エリナー・ファージョン文石井桃子訳エドワード・アーディゾーニ絵 岩波)

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