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みんなみすべくきたすべく

映画「みんなのアムステルダム国立美術館」

南大門j
  二本の美術館ドキュメンタリー映画を見ました。まったく違う角度から美術館を撮った二本の映画でした。
 まずは、「みんなのアムステルダム国立美術館」です。
 
 以前、オランダにフェルメールを見に行きたくて、画策したことがあったのですが、フェルメール所蔵の一つ、アムステルダム国立美術館が、工事中で休みでした。何年かして、また画策しても、まだ休んでる!ということで、長期休館の末、やっと2013年に開館されるまで、どうなっていたのか・・・のドキュメンタリー映画です。
 
 ドキュメンタリー映画なのに、ドラマチックすぎます。登場人物が、余りに忌憚なくものを言うので、脚本があるの?この個性的な人たち、すぐ表情に出るけど、俳優さんじゃなくて、本当に館長や学芸員や建築家、管理人なの???と疑いが生まれるくらい。
 日本じゃ、考えられないくらいの美術館裏事情ドキュメンタリーです。

 中でも、日本美術は大きなキーワード。
 何故か、新装なったアムステルダム美術館に住まうことになった金剛力士像。
 裏の裏事情もあるのでしょうが、山奥に放置されたままだった素晴らしい金剛力士、阿吽像が、開眼式を現地で盛大にやってもらい、心から像を愛する学芸員(東洋美術部門担当)に守られながら、新しい場所を得たのは、感動的でした。

 申し訳ないけど、もう一つのキーワードであるレンブラントの「夜警」もぶっ飛ぶ迫力の金剛力士像。小さな心を見透かし、戒め、そそり立つ。これから、金剛力士像や四天王像のような怖いお顔を拝謁しに出かけるのもいいなぁ。もちろん、いつか、オランダ美術の旅にも、行きたいもんだ。 (続く)

☆写真は、奈良 東大寺南大門 この左右に国宝の金剛力士(運慶作)がいるのですが、写真当時、埃と金網でうまく写せませんでした。この門も、ずいぶん傷んでいます。木造の宿命なのでしょうが、寂しいです。

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