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みんなみすべくきたすべく

明治刺繍絵画

福寿草j
 2週間前、京都文化博物館に「千總460年の歴史―京都老舗の文化史」展(途中入れ替えで、~2015年2月11日:第二会場の千總ギャラリーは2015年1月20日~2月11日)を見に行ったものの、第二会場は、まだ会期でなかったため行けませんでした。そこで、今回、第二会場にだけ行ってみました。
 三条西入の会場階下は、お洒落なジャパニーズティーサロン。階上は、一部屋だけのギャラリーで、展示品も多くありません。が、ここに今、展示されているのが、かの超絶技巧の明治刺繍絵画作品であるのは知っていましたから、清水三年坂美術館三井記念美術館での感動よ、再び!と思って行ったら、もっと、すごいことに。
 清水三年坂美術館所蔵のものも展示されていましたが、宮内庁三の丸尚蔵館所蔵の、超超超絶技巧の大作が並んでおりました。こりゃ、すごい。

 西村總左衛門作「水中群禽図刺繍額」は、どうみても、絵筆で描いた絵画のようです。背景が白っぽいのは、地の色ではなく、ぜーんぶ刺してました。
 また、同じ作者の「嵐山春秋図刺繍屏風」は、屏風であることの利点を熟知した作品です。京都文化博物館で見た円山応挙の「保津川図屏風」と同じ保津川ながら、視点も技も異なるところが面白い。
 この信じられない技の屏風は、嵐山の連なる情景を丁寧に刺し、保津川の勢いも応挙とは違った描き方で表現しています。

 会場には作品リストもなく、絵葉書も売っていないので、せめて図録でもと思いましたが、この「嵐山春秋図刺繍屏風」の写真が、屏風としての立体ではなく、ただの平面にした写真で、実作品の生き生きとした情景が感じられなかったので購入しませんでした。屏風は、立てて、折ってこそ、屏風。(続く)
☆写真上は、千總ギャラリー入口。
 下は、ギャラリー階下のティーサロンで飲んだ抹茶きなこ豆乳ラテ。
                                抹茶きなこ豆乳ラテj

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