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みんなみすべくきたすべく

練馬区立美術館

ラッカムj
 東京は、どこまで行っても、何時になっても、人が多いなぁと、上京する度、思います。
 東京 練馬区立美術館で「見つめて、シェイクスピア展ー美しき装丁本と絵で見る愛の世界」(~2014年11月30日:滋賀県立美術館2015年2月7日~4月5日)が開催されていたので、行ってみました。結構、都心から遠い。高層ビルも見えません。練馬大根って、今も特産品なんですよね?

 シェイクスピアをテーマにした、イギリス国際製本装丁コンペティションの入賞作品の展示部分と、シェイクスピア作品の挿絵や絵画の展示部分に分かれていました。
 コンペティション作品は、表紙のデザインや技量から、中身をイメージできるようなものも多く、シェイクスピア生誕450年とはいえ、もしかして、シェイクスピアは新しいのでは?と思えるものもあって、文学と工芸の接点が楽しかったです。

 シャガールのリトグラフ版画本の「テンペスト」、ドラクロアの版画本「ハムレット」は、お話を追って楽しめました。そして、アーサー・ラッカムやウォルター・クレインの挿絵も。

 写真左、絵ハガキのアーサー・ラッカム「夏の夜の夢」(1939年)は、限定本の「真夏の夜の夢」です。
 1908年、ラッカムが初めに描いたのは、写真右に写る新書館の方です。この絵のキャプションは、≪あれは、天使かしら?花の寝台から私を起こすのは?≫と、目覚めたティターニアが、妖精パックに頭をロバに替えられたボトムを見つけたところ。限定本のロバ顔の困惑した表情もいいし、初めに描いた方の、ティターニアが全身で勘違いしているのもいい。(続く)
*「真夏の夜の夢」(W.シェイクスピア原作 アーサー・ラッカム絵 伊東杏里訳 新書館)

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