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みんなみすべくきたすべく

パリの絵本

ルーブルからj
(承前)
 映画「ウィークエンドはパリで」は、パリの観光案内映画のようでしたが、絵本にもあります。

 ほら、「マドレーヌといぬ」(ルドウィッヒ・べーメルマンス作画 瀬田貞二訳 福音館)の表紙は、写真に写るポン・デ・ザール橋(芸術橋)と向うのフランス学士院。(写真は、パリ ルーブル美術館から、橋向こうのフランス学士院を望む。)

 「マドレーヌといぬ」の中で、モンパルナスの墓地の絵に、いろんな文化人の名前が描かれているのを面白く思っていました。そうしたら、映画「ウィークエンドはパリで」でも、サルトルやボードレールやベケットの墓をたどり、その詩句をそらんじるシーンがありました。ただの墓地ではなく、人智の凝縮された墓地。

 他に、「マドレーヌといぬ」には、セーヌ河にシテ島、サクレクール寺院にパッサージュ、それにエッフェル塔・・・映画と同じようにパリを巡るのが楽しい。
 また、サンジェルマン・デュ・プレのカフェ ドゥ・マゴも描かれているのですが、ここに家族で行ったときには、子どもたちもみんな大きくなっていたので、絵本の「マドレーヌ」に描かれていたことを忘れて、このカフェで、サルトルたちが議論しあったとか、ピカソたちも来たということしか話題にしなかったことを思い出します。結局、絵本の「マドレーヌ」を思い出したのは、パリの真中にある「マドレーヌ寺院」というギリシャ神殿みたいな建造物を見たときでした。名前が一緒なだけ・・・多分、今は、それも忘れて、その近くの某食料品店での買い物や、某有名カフェでのエクレアの味しか覚えていないだろうなぁ。

 閑話休題。
 ルドウィッヒ・ベーメルマンス作画のマドレーヌのシリーズには、他に「げんきなマドレーヌ」「マドレーヌといたずらっこ」「マドレーヌとジプシー」がありますが、そのどれにも少なからずパリが描かれています。(瀬田貞二訳 福音館)*「マドレーヌとジプシー」にはパリ郊外のフォンテーヌブローのお城まで。(続く)
 

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