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思い込み

マダムXj
 (承前)
 思い込んでいました。思い違いも甚だしくてお恥ずかしい。「画家の母の肖像」と、「マダムXの肖像」が同じホイスッラーによるものだと。

 先日、東京の「オルセー展」に来ていた「灰色と黒のアレンジメントNO1 画家の母の肖像」(写真一番下)が、京都国立近代美術館の「ホイッスラー展」に並んでいないのは、会期時期が近いとはいえ、少々寂しいなと思いました。パリでも、ロンドンでも見ているのですが、今回京都近代美術館で展示されている、「画家の母の肖像」とよく似た構図で描かれた「灰色と黒のアレンジメント No. 2:トーマス・カーライルの肖像」が、「画家の母の肖像」と並んで展示されていたら、さらに面白かっただろうと思います。片や、オルセー美術館所蔵、片や、デトロイト美術館所蔵。同じ日本ですれ違い。

 とはいうものの、何年か前ロンドン ナショナルギャラリーでも「ホイッスラー展」をやっていたとき、「画家の母の肖像」と「マダムX」(写真左上)来てたよね。あのインパクトのある「マダムX」・・・・???と、ナショナルギャラリーの過去の展覧会で確認するも、「ホイッスラー展」など見つからない!!!でも、「母の肖像」も「ミセスX」もあったぞ。「もしかして、肖像画展だった?」???

 そこで、「マダムX」のポストカードを裏返したら、え、えっー!これって、ジョン・シンガー・サージェントだったのぉ?そういえば、確かに白のシンフォニーなどと画風が違う!*ジョン・シンガー・サージェントは、「カーネーション・リリー・リリー・ローズ」を描いた画家じゃないの!!

 勘違いも酷いもんだ。でも、同じ展覧会だった・・・・と思う・・・・ような気がする・・・
 
 今度は、本棚を家探し・・・すると、図録こそないものの、作品リストが出てきました。2006年「パリのアメリカ人展1860~1900」という展覧会に2枚ともあったのでした。
 「ホイッスラー展」などと、一人の画家の作品を集めてきただけの展覧会じゃなかった。その「パリのアメリカ人展1860~1900」には、ジョン・シンガー・サージェントの作品もジェイムズ・マクニール・ホイッスラーの作品も数多く出展されていて、見ごたえがあったと、記憶しているのに・・・情けない。

追記:もっと情けないことに、このブログの「ナショナルポートレートギャラリー」と題した文に、このマダムXの絵ハガキ使って少々の説明まで自分で付けてた!

☆写真、右上「灰色と緑のハーモニー シシリー・アレキサンダー嬢」ホイッスラー作・テート美術館所蔵。1998年神戸に来た「テート美術館展」図録

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