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みんなみすべくきたすべく

パンにお塗りのバターです

     詩2
(承前)
 子どもの詩集の中に、「牛」の詩は?と思ったときに、一番に浮かんだのは、その詩ではなく、この写真にうつるさし絵でした。
 このイラストは、「A.A..ミルン童謡集」(山田正巳訳 中日文化)ですが、この画家E・H・シェパードで有名なのは、「くまのプーさん」(石井桃子訳 岩波)「たのしい川べ」(ケネス・グレアム 石井桃子訳 岩波)です。また、風刺画誌「パンチ」で、たくさんの仕事をし、メアリー・ポピンズの挿絵を描いたメアリー・シェパードーの父親です。(メアリー・ポピンズの牛のことは、後日掲載予定。)

 閑話休題。
 この絵は「王さまの朝ごはん」につけられたイラストです。
 王様のパンの一切れにつけるバターを求めて、女王様、乳搾り女、そして牝牛が登場。
≪・・・・・(前略)・・・・
「陛下のパンの一切れに つけるバターを忘れちゃだめよ」
牝牛は ねむそに言いました
「陛下に おつたえ下さいな 今じゃあ みんな それよりも マーマーレードがお好きです」
乳搾り女は言いました
「あらまあそう」って言いました
そしてゆきます
女王さまへ
腰をかがめて御挨拶
顔を赤らめ言いました
「まことにぶしつけ すみません 失礼ですが 女王さま
マーマレードは 濃く 塗れば 大へん 美味しゅうございます」
・・・・(後略)・・・≫
と、いう流れですが、このイラストの箇所は
≪「それはそれは」と牝牛さん
「そんなつもりじゃなかったの
はいはいここにございます
オートミールのミルクです
パンにお塗りのバターです」≫
(続く)

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