FC2ブログ
 

みんなみすべくきたすべく

つちづくり にわづくり

つちづくり
(承前)
昨日の「ゆきのうえ ゆきのした」(ケイト・メスナー文, クリストファー・サイラス・ニール絵 小梨直訳 福音館)➡➡ の 文ケイト・メスナーと絵のクリストファー・サイラス・ニールは別の絵本も一緒に手掛けています。

「つちづくり にわづくり」(ケイト・メスナー文 クリストファー・サイラス・ニール絵 小梨直訳 福音館)です。

土を作り、作物を育てるという絵本は、
「ソフィーのやさいばたけ」(ゲルダ・ミューラー作 ふしみみさを訳 BL出版)➡➡姉妹編の「ソフィーのくだものばたけ」(ゲルダ・ミュラー作 ふしみみさを訳BL出版)➡➡がありますね。また、もっと幼い子ども向きには「ピーレットのやさいづくりーちいさな こどものための やさいばたけのおはなし」(ウルリカ・ヴィドマーク文 イングリッド・ニイマン絵 高橋麻里子訳 岩波)➡➡ というのも可愛い絵本です。

さて、この「つちづくり にわづくり」のどこが気に入ったかというと、「わたしはみんなのおばあちゃん」(ジョナサン・トゥイート文 カレン・ルイス絵 真鍋真訳 岩波)のように➡➡、またもや「おばあちゃん」が、いい仕事で登場するのです。最後のほうでは、おじいちゃんも登場。ただ、おばあちゃんの絵が、ちょっと若作りなのが気にならないわけではありませんが…

話は、春から、夏、そして、秋、冬の庭での出来事です。おばあちゃんと孫が土づくりをしながら、土のこと、収穫のことを話し合うのです。
春の日差しがきらきら眠たげな雪を解かす頃、
≪「このしたは どうなっているの?」と、わたしはきく。「じめんのしたは おおいそがしよ。ミミズや むしたちが ほったり、かきまぜたりして、つちを ふかふかにしている。もう みんな せっせと はたらいているの」≫

≪「スープができたよ」と、おじいちゃんの こえがするころには、そらに あきの おつきさま。おにわでは、かれた とうもろこしのくきが かさかさとゆれ、かぜも ふゆの においがする。でも、ながかった なつ、おいしかった なつは、まだ あちこちに のこっている。テントウムシや マルハナバチ、ミミズや アリたちが、あなにもぐったり みをひそめたり・・・・じぃっとして・・・≫

ここにも、ミミズが出てきました。他にも、何度かミミズがトンネルをほったり、小さく丸まったりと、表現され、また、文になくても、土の絵の中にミミズが、何度も描かれています。
「ダーウィンとミミズの研究」(新妻昭夫文 杉田比呂美絵  福音館 )とも、つながる1冊です。➡➡

加えて、この作家、ケイト・メスナーと、絵を描いたクリストファー・サイラス・ニールについては、またまた、つながっていきます。まずは、絵を担当したクリストファー・サイラス・ニールから。(続く)

PageTop