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みんなみすべくきたすべく

はじめての進化論

     進化論j
(承前)
『ダーウィンの「種の起源」--はじめての進化論』(サビーナ・ラディヴァ作・絵 福岡伸一訳 岩波)
 きれいな絵本です。上の写真の上の蝶々たちは、裏の見返し部分の一覧ですが、表の見返し部分には、同じように別の蝶の一覧が描かれています。

 中も、わかりやすい表現で、種の起源に近づいています。
 ウサギがたくさん描かれているページには、
≪ダーウィンは、生きものの種について説明しました。種とは、見かけが似ていて、自分たちの子どもをつくれる生きもののなかまのことをさします。しかし、おなじ種の生きものであっても、なにもかもまったくおなじというわけではありません。   よく注意してみれば、ちがいに気づくでしょう。≫とあって、それぞれのウサギの絵に「背が高いもの」「背が低いもの」「足のおそいもの」「足のはやいもの」「色のちがうものもいます!」とキャプションがつき、≪こういったちがいは、個体差とよばれます。≫
 そして、ダーウィンの言葉を紹介しています。
≪「わたしは種というものを、おたがいによく似た個体の集団をまとめて呼ぶために、かってにつけられた名前とみなしている。」≫

 確かに、書いてある内容すべてが、幼い子どもたちに理解可能なものではないかもしれません。が、各ページに、楽し気に描かれている動物たちを見るだけでも、何か、得るものがあるに違いないと思います。

 ふーん、へぇーと、ダーウィンさんの見識に、近づいた気分になる絵本です。(続く)

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