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みんなみすべくきたすべく

ウルスリ詣で

ウルスリ山1
(承前)
「ウルスリのすず」(ゼリーナ・ヘンツ文 カリジェ絵 大塚勇三訳 岩波) 
 ウルスリが、大きな鈴を取りに行った山は、村から一気に登っていきます。が、今は、おおよその順路がつけられ、子どもも登れる工夫がされています。ウルスリが行った山小屋や吊り橋は、もっと奥にあったと思われますが、ともかく、ウルスリ気分で、山を一周できるよう、木製の遊具が、随所にありました。次の遊具を目ざして、急な山道を登っていくという形です。 
 実際、我々の前を歩いていたのは、ジイジとバアバに連れられた5歳くらいの男の子。どんどん、先に歩いていきますが、遊具のところで、少し遊んでいるうちに、大人が追い付いてくるという形です。スイスでの山には(いわゆる名峰登山は知りませんが)、必ず、標識あるいは、石に赤ペンキで、印が入れられ、天候に問題がなければ、初心者でも、子どもでも迷うことはありません。
ウルスリ11

ウルスリ122
男の子が絵合わせの裏見てます。

ウルスリ12
鈴の一番大きいものはどーれ?

ウルスリ14
男の子のジイジが、こうやって、歩くんだよと、教えてるところ。
ウルスリ15

ウルスリ16
模造の山小屋ですが、ドアの上の部分が開き、裏手に回れば屋根裏まで登れます。男の子は、今からドアの上部を開けて、ジイジ!バアバ!と言ってました。
 さて、ここから下りになり、以下のような大きな立体絵合わせが、随所に置かれています。
ウルスリ17
      ウルスリ16
 で、最後は、「ただいまぁ!」のウルスリの家のドア。もちろん、開けて下りていきました。
ウルスリ18

 一周およそ、1時間半でしたが、最後、雨が降ってきて、かの男の子とジイジ・バアバより早く村に戻ったものの、彼等は、まだ、山で雨に会って、大変だなぁと心配していたら、雨具、完全防備で、元気よく下りてきて、一緒のバスに乗りました。
 うーん、小さい時からの山や自然に親しむ・あるいは向き合う生き方、教育。黒い兄弟のジョルジョ➡➡が、自然の中で学び、それが人に対する思いやりとなり、やがては、故郷に戻って、次の世代のために生きる・・・ということを、思い出します。
 
 そんな山の中で、聞こえてきたのは…(続く)
ウルスリ山2

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