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みんなみすべくきたすべく

黒い兄弟

黒い兄弟
 「黒い兄弟ージョルジョの長い旅」(リザ・テツナー作 酒寄進一訳 福武書店)
 ある晩、娘と父親が、中世の話をしていたとき、「ハーメルンの笛吹き」の話になりました。娘は、ケート・グリーナウェイの絵本
「ハメルンの笛吹き」*の話をし、父親は阿部謹也の「ハーメルンの笛吹男」*の話をしていました。そんなとき、それって、中世の人身売買につながっている話だとしたら、時代はちがうものの、「黒い兄弟」もそうやった・・・と、かつて、娘が何度も何度もくり返し読んでいた本の話題になりました。そうそう、あれって、つらい話やけど、なんか、明るい話やった。希望のある話やった。舞台は、スイスからイタリアに行く話やったよね?

 ん?スイスから、イタリア?
 かつて、カ・リ・リ・ロ自身も、「黒い兄弟」も読んでいたのに…しかも、イタリア・スイスの逃避行の話だと覚えていたものの、ん?イタリア・スイス?昨年のスイス旅行もその辺りだった?

 と、いうことで、娘とその父親とカ・リ・リ・ロの3人で、「黒い兄弟」を引っ張り出し、そこに出ている絵地図を参照しながら、グーグルマップ航空写真で検証しました。
 おお、それは、まさしく、昨年行ったところと今年行こうとしているところ。

 そこで、読み返しました。そして、今度は、その舞台の一部に行ってきます。

 ・・・ということで、拙ブログしばらく、休みます。

*「ハメルンの笛ふき」(ロバート・ブラウニング詩 ケート・グリーナウェイ絵 矢川澄子訳 文化出版局)
***「対訳 ブラウニング詩集」(富士川義之編 岩波文庫)➡➡にも、「ハーメルンの笛吹き男」の詩が掲載されています。
*「ハーメルンの笛ふき」(サラ&ステファン・コリン文 エロール・ル・カイン 金関寿夫訳 ほるぷ)
*「ハーメルンの笛ふき男」(ロバート・ブラウニング作 ロジャー・デユボアザン絵 長田弘訳 童話館出版)
*「ハーメルンの笛吹き男 - 伝説とその世界」(阿部謹也 平凡社 ちくま文庫)

☆ 写真は、「黒い兄弟」の上に、その舞台Sonogno(Ticino地方) の絵葉書を置いています。この絵葉書は、十数年前に、この辺りに行かれた方から、いただきました。実は、同じ方から、「のんびりしたいいところよ」という、近辺の絵葉書をもう一枚いただいているので、今回、そちらにも、行ってこようと思っています。

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