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みんなみすべくきたすべく

あおのじかん

あおのじかん2
 きれいな絵本です。「あおのじかん」(イザベル・シムレール文・絵 石津ちひろ訳 岩波)

 おはなしの絵本のようでもあり、小さい子どもにもわかりやすいように描かれた科学の絵本でもあります。絵本を開くと、初めの見返しの部分に、いろんな青の色見本があって、青といってもこんなにあるんだと、本を読み進む期待感が増します。
 ちなみに、一番薄い青は、「こなゆきいろ」。一番濃いのが、「まよなかのそらいろ」。

  ≪おひさまが しずみ よるがやってくるまでの ひととき あたりは あおい いろに そまるーそれが あおの じかん≫で、はじまり、≪すべての あおい いきものを よるの やみが そっと やさしく つつみこむ≫で、終わる絵本です。

 いろんな青の動植物たちが登場。詩的な世界が広がります。≪あおの じかんの はじまりを つげるのは アオカケスーー≫そして、ホッキョクギツネ、コバルトヤドクガエル、アオガラ・・・・・最後は、 ≪ぐんじょういろの イトトンボが ルリハッタケに すっと とまったら・・・・あおの じかんは そろそろ おしまい≫
 
 見返しの最後は、青い世界地図が描かれ、絵本に登場した動物たちが、世界中で、夜更けを迎えたのがわかり、その地球規模の広がりを知り、青の深さに改めて、感心。静かで、美しい世界を味わえる1冊です。 

 この綺麗な絵本を学生たちに読んだ授業後、「手に とって見たい」と近寄った学生も、何人か・・・(多くは、いつも、近寄ってきません) (続く)
 
あおのじかん1

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