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みんなみすべくきたすべく

嘘ばっかり

レマン湖12
 軽いものを読みたい・・・・と、よろよろと書店に行ったら、目に入ったのがこれ。「嘘ばっかり」(ジェフリー・アーチャー 戸田裕之訳 新潮文庫)

 最近、「嘘ばっかり!」と吐き捨てることがなくはなく、タイトルに、引かれて購入。
 人気作家(らしい)ジェフリー・アーチャーを他に1冊も読んだことなかったものの、このイギリス人作家の新作を読みました。

 おお、面白いじゃないですか!
 2018年12月頃、続けて読んだスティーブン・キング➡➡より好みかもしれません。ホラー作家であるアメリカ人の中編作品より、もう少し、文化の香りと歴史の面白さを感じ取ることができるこの短篇集は、単に、イギリスびいきなだけかもしれませんが、15分もあれば、一篇読めてしまいそうなものも多く入っています。

 最後の一行まで、侮れません。最期の一行こそが、書きたかったことなのかもと思わせる作品が多いのです。最後の一行で、え?と思う何篇かは、もう一度核心部分だったと思われるところを丁寧に読み返すと、ある、ある、ちゃーんと最後の一行の為の布石が・・・しっかり、読めてないだけやん、最後の一行にえ?と思うのは・・・と、考えるものの、この最後の一行に「おち」を置くということは、カ・リ・リ・ロ以外の読者も、つい、引っかかる人もいるのかもしれない・・・・

この作家ジェフリー・アーチャーの過去を知ると、経験が豊富すぎ。
投獄はされるは、破産はするは・・・オックスフォード出であり、一代貴族の貴族院議員であるは・・・で、多筆。美術への造詣が深く、短篇のみならず、長編も書いている・・・・・・・この本の後、何冊か読みましたが、飽きるくらい、書いています。(続く)

*この後、ジェフリー・アーチャーが続きますが、そこから、読みたくなった本にも飛び、相変わらず、いろんなところへ行ったり来たりすることになります。

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