

霊鑑寺門跡➡➡のすぐお隣に、ノートルダム女学院中学高等学校があって、その敷地の北端にあるのが和中庵。
ここも秋の特別公開でした。(~2018年12月2日)

もとは、日本の化学繊維市場のパイオニアの一人と言われる藤井彦四郎が、贅を尽くし,粋を凝らして建てた邸宅。そこは、鹿が谷の山裾の林を開拓、広大な庭園でもありました。
そののち、修道院として改造、そして、のちには、ノートルダム女学院中学高等学校に移管され・・・と、その変遷だけでも興味深いものがあります。

和洋の建物が連なっています。シャンデリアあり、暖炉あり、滑りそうな大理石の階段あり、床の間あり、畳あり、入り口の頭上には、阿吽の小さな彫り物・・・
何より、広い縁側から見える桜谷の紅葉。(大きな桜があったようですが、病気で伐採されたようです)(続く)

