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聖護院

聖護院1
 京都 聖護院に行きました。秋の特別拝観で、宸殿の狩野派の障壁画や本尊の不動明王が公開されています。(~2018年11月25日)
聖護院5
 これまでは年間を通じて予約拝観だったようですが、今回からは秋だけの特別拝観として予約なしで見ることができました。
「光格天皇仮御所 狩野派障壁画100余面」というように、狩野派の豪華絢爛な襖絵を見ることができます。門跡だということもあって、今まで開放していなかったぶん、保存状態もいいのではないかと思います。ちなみに、門跡特有の宸殿の宸の文字は天子、つまり天皇を意味するらしい。
 また、控えの間のひとつには、控えているのに飽きないようにという配慮から、物語る絵の障壁画。西面は,宋代の詩人林和靖の愛梅図。北面には陶淵明の愛菊図。東面には、太公望が周の文王に見いだされる場面が描かれ、この控えの間は「太公望の間」。粋な計らいです。
聖護院3

 平安期の本尊 不動明王像もさることながら、明治の廃仏毀釈の際に廃寺となった末寺から預かったという多数の不動明王像などを見るのも興味深いものでした。
 また、書院は、細かいところにお洒落で繊細なものがあって、必見です。
 
 玄関入ったところ、入るのを「待つ」につながる、「松」の絵とか、玄関先に置かれている「大法螺」(おおぼら)を見ると、軽妙な遊び心を見るようでした。
 その「大法螺」は、実際の法螺のように吹けず、木製なのだそうです。まさに大法螺を吹く人なんて「大ボラ吹き」ですからね。
 それに、なにゆえ、ここに法螺か?というと、ここは、もともと修験道の本山なので「法螺」があります。そして、ここの紋は法螺なのです。門跡ゆかりの輿にも法螺の紋。案内をしてくれた人たちが来ていた法被の背中にも、法螺の絵が。(続く)

聖護院4

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