FC2ブログ
 

みんなみすべくきたすべく

江戸名所図屏風

 江戸j
 もう一つ美術館に行きました。出光美術館「『江戸名所図屏風』と都市の華やぎ」展(~2018年9月4日)です。
 今まで京都で見たいくつかの「洛中洛外図屏風」の影響を受けた「江戸もの」だろうと考えていました。
確かに、街を俯瞰し、一種の観光案内となっている点は、同じでした。
 が、江戸の方は、観光案内というより、そこに描かれた人物を眺めるものでした。
 京都の「洛中洛外」のほうは、雲の上から、都を眺めていますから、おのずと、人物も小さく少ない。が、江戸名所図屏風の方は、名所案内を兼ねつつも、あまりにたくさんの人物の動きや遊びを伝え、当時の活気までも伝わってきます。絵の中の一人ひとりを検証していったら、面白そうだけど、膨大な人たちです。
 それに、お上りさんでもあるカ・リ・リ・ロには、洛中洛外の名所案内のほうが、イメージしやすいものですから、どうしても、江戸の名所図というより、人物を楽しんでしまいます。今も昔も、江戸には、人がたくさんいるんですね。

 展示には、洛中洛外図もあり、中でも「祇園祭礼図屏風」は、鉾の先の絵までしっかり描かれていますので、巡行の順番もわかり、楽しいものでした。やっぱり、京都シンパなのです。 

PageTop