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ギャロービー・ヒル

ホックニーj
(承前)
 「ボストン美術館の至宝展ー東西の名品、珠玉のコレクション」(~2018年2月4日 神戸市立博物館)➡➡では、ゴッホもよかったし、ジョン・シンガー・サージェントもよかったし、歌麿も、陳容もよかったけれど、もしかしたら、一番、心躍った作品は、そして、行きつ戻りつ、何度も眺めたのは、ディヴィッド・ホックニーの「ギャロービー・ヒル」のような気がします。

 なんと、伸びやかで美しいイギリスの田園風景。ああ、遠くに見えるパッチワークのような畑。遠くの空の霞んだ様子。
 イギリスの絵画と言えば、ラファエル前派のダークな色合いを思い浮かべがちですが、ホックニーの描くのは、あの明るい田園。
 イギリスと言えば、曇りがちの風景を思い浮かべがちですが、ホックニーの描くのは、夏のあの明るい空。

 イギリス生まれのホックニーは、アメリカ西海岸を拠点に活動したようですから、この明るさは、その光なのかもしれません。
 けれど、そんな先入観なしに、この絵を見たとき、あのイギリスの田園以外浮かびませんでしたから、ホックニーもきっと、時折見ることのできる夏の日射しのイギリスの田園を描いたものだと、勝手に解釈いたします。
 その後、調べたら、ここは北イングランド ヨークシャー州のギャロービー・ヒルでした。

 この絵は、大きな油絵なので、離れて見ると一層、わくわく。

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