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みんなみすべくきたすべく

ゴッホ展

ゴッホ2j
(承前)
 国立西洋美術館の隣の東京都美術館「ゴッホ展ーー巡りゆく日本の夢」展(~2018年1月8日 京都近代美術館2018年1月18日~3月4日)にも行きました。
 ファン・ゴッホ美術館所蔵の油彩画など、影響を受けた浮世絵なども展示されていました。

 うーん、国立西洋美術館の「北斎とジャポニズム」展➡➡より、こっちの方が、断然楽しい。
 なるほどね、ゴッホの日本は、そう来るか?という絵が並んでいます。
 
 第一会場で、インパクトのある渓斎 英泉の花魁の絵の模写から始まり、広重などが並びます。多分、国立西洋美術館の「北斎とジャポニズム」では、似てる、あるいは、イメージの源泉といった控えめな作品比較だったのが、こちらでは、ゴッホ自身の模写という形で、素人目に、判りやすいというのが一つあるかもしれません。

 次の会場は、「アルル 日本の夢」、さらに「深まるジャポニズム」「自然の中へ 遠ざかる日本の夢」と続きます。
 ということで、ゴッホにとって日本の占める位置が、よくわかります。結局は、遠ざかり、そのオリジナリティを我々は楽しんでいるということに納得がいきます。
 特に、「自然の中へ 遠ざかる日本の夢」にあった、日本初公開という「ポプラ林の二人」という静かな空気の漂う作品は、穏やかなゴッホがそこに居るような気がして、ちょっと、ほっとしました。

 と、今回は、東京都美術館の方がいいな などと思っていたら、違う階では、「日本人のファン・ゴッホ巡礼」という会場になってしまいました。巡礼した斎藤茂吉夫妻の記帳や佐伯祐三の描いた「オーヴェール教会」などが並んでいました。ゴッホの伺い知らぬ観点の展示だったので、ちょっと 蛇足のような気がしました。(続く)

上野3j

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