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北斎とジャポニズム

上野1j

 今年初めに、「北斎とジャポニズム」展が、東京 上野の国立西洋美術館で開催されることを知ってから、機会があれば、行ってみたいものだと思っていました。に

 大阪あべのハルカス美術館の「北斎展」➡➡の充実ぶりを見ると、ますます「北斎とジャポニズムーーHOKUSAIが西洋に与えた衝撃」展(~2017年1月28日)を見てみたい気持ちになり、コンビニでチケットを先に調達していきました。すると、日曜午前にも関わらず、入場は、待たされることがありませんでした。そして、どの美術展でもそうですが、入り口すぐの解説文と、最初の展示品には、人が群がっていたものの、他は、後半に近づくにつれ、見やすい状況。

 確かに、展覧会に副題である「HOKUSAIが西洋に与えた衝撃」というのはわかりました。模写のような画もありましたから。、
 北斎の横には、ドガ、セザンヌ、モネ、ピサロ、カサット、ロートレック、ヴァロットン、ゴーガン(ここではこう表記されていました)、・・・など、有名どころがふんだんに揃えられ、北斎のシーンに似た画を展示していました。が、これって、北斎の影響なの?無理やり、持ってきてない?と思えるものが何点もありました。
 北斎が画家たちに大きな影響を与えたのはわかるのですが、西洋の画家は画家自身のセンスと描き方で、これを描いたのじゃないの?と展示の絵に、つっこみたくなることしばしば。
 鋭い眼力の持ち主が画家であるならば、そんな人たちが、人物をよーく観察したら、北斎が描いたような格好って、オリジナルでも描けるよね、山の位置も、木の並びも、北斎に気付かされたとしても、そのあと画家のオリジナリティが発揮されたはず。

 どこが似ているかを、素人にもわかるように展示してくれたのはよかったものの、かえって、それが、西洋の画家たちよりずっと北斎の方がよかったなどと、思わせる結果につながりました。多分、一枚のセザンヌ、一枚のドガだけを見たら、そんなこと感じなかったはずなのに。(続く)

上野5j

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