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みんなみすべくきたすべく

二楽

ギースバッハj
(承前)
 「伊東忠太 動物園」(筑摩書房)の写真を見ていて、気になったのが、焼失してしまった六甲山麓にあった二楽荘・・・うーん、この写真は見たことあるぞ、かつて、神戸市東灘区に住んでいた時の広報か何かに載っていたような気がします。海も山も、二つとも楽しめるというところから二楽。面白い発想で、そこに行くためには、専用用ケーブル・カー(軽便鉄道)。
 先日、書いたスイスのホテルも自家用ケーブル・カーで行くところが同じです。➡➡ もとは、資産ある人の別荘だったわけですから、その建物の出自も同じです。ただし、スイスの方は、湖と滝の二楽。

≪来訪者はケーブルカーを降りるとこの世とは思えない光景に迎えられることになる。目の前にはお花畑が広がり、池には蓮が咲き、、その向こうには鮮やかに色どられたインド風の建物が六甲の山脈を背にスックと立つ。そして、一歩足を入れると、これはもうインドのマハラジャの宮殿やアラビアンナイトと見まがうようなインテリア・・・・≫
 これは伊東忠太が直接の設計者ではなく、顧問だとしているものの、建て主の 大谷光端との話し合いでその方向性が決められたといってもいいようで、そのあとに続く、西本願寺の現伝道院(旧真宗信徒生命保険会社)につながります。
 
 と、かつての二楽荘の存在を知ったものの、それって、どの辺だった?・・・ということで、「二楽荘史談」(和田 秀寿  国書刊行会)という本まで借りました。(続く)
☆写真は、スイス ブリエンツ湖 船着き場から自家用ケーブルに乗り、丘の上のホテルへ。

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