FC2ブログ
 

みんなみすべくきたすべく

どうして カ は みみのそばで ぶんぶんいうの?

絵本2j
「どうして カ は みみのそばで ぶんぶんいうの?」(ヴェルナ・アールデマ文 レオ・ディロン・ディロン絵 やぎたよしこ訳 ほるぷ)

 今年は、毒アリ上陸のNEWSです。大阪湾に面した阪神地区に住む者にとっては、決して、気分のいいものではありません。
 デング熱を発症させるのは、「蚊」でした。マラリアというのも「蚊」でした。
 眼に見える生き物の中で、一番小さいとも言えるアリ(蟻)や、カ(蚊)が、知恵ある(はずの)人に迫ってきます。(ダニというのもありました)
 そんなとき、いつも思うのは、小さな生き物が人に何か警鐘を鳴らしているんだと感じるのです。
 そして、思い出すのが「どうして カ は みみのそばで ぶんぶんいうの?」という絵本です。

 「どうして カ は みみのそばで ぶんぶんいうの?」は、西アフリカの民話です。
 ≪あるあさ、イグワナが みずたまりでみずをのんでいると、カ がやってきていいました。「イグワナ、わたしが きのう みたことを、はなしたって しんじてくれないでしょうね。」「まあ、いってごらん」と、イグワナがいいました。「あのねぇ、おひゃくしょうが、あたしくらいもある ヤマイモをほっていたの」「ヤマイモにくらべたら じぶんが どんなに ちいさいか しっているくせに!」イグワナは、ぴしゃりといいました。・・・≫
 それで、そんな馬鹿話を聞くくらいなら、聞こえない方がましだと、イグワナは両方の耳に木の枝で栓をしてしまいます。
そのあと、イグワナはニシキヘビのそばを通って、「おはよう、イグワナ」と声をかけられても返事をしません。それで、ニシキヘビは不審に思い、「イグワナの奴、何か企んでいるのかも?」と隠れるところを探し、ウサギ穴に入っていくと、慌ててウサギが、いのちからがら逃げ出します。すると、それを見たカラスが危険を知らせに森に飛んでいき、その声を聞きつけたサルは・・・・
 と、広がっていき、ついには、おひさまが出なくなったので、王さまライオンが、その原因を探っていきます。

 一番小さい「蚊」が耳のそばでぶんぶん言ったことが大騒動につながるお話なのです。で、その結末は・・・・・?

 写真のページはカラスが事情を説明しているところです。デフォルメされたすっきりした絵は、どこか沖縄「紅型(びんがた)」に、ちょっと似ていると思うのは、カ・リ・リ・ロだけ?
 

PageTop