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ゴッホのひまわり

     ひまわり11j
(承前)
  東京 新宿 東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館は、ゴッホの15本のひまわりのうちの一枚を所蔵することで有名です。
 そのお宝は、セザンヌ、ゴーギャンとともに、ガラスケースの奥に鎮座しておりました。

 さて、花瓶に15本入った3枚の「ひまわり」は、東京とロンドンとアムステルダムにあります。
 ロンドン ナショナルギャラリーでは、いつも人が前に立って鑑賞しているのに、日本にある「ひまわり」は、ガラスの奥の壁で、心なしか、寂しそう・・・・
 というのも、この「ひまわり」の絵、静物画なので、ついつい、小さいものとイメージしがちですが、なんのなんの、結構大きな絵なのです。特に、東京の「ひまわり」は100.5 ×76.5cm に豪華な額に入っていますから、かなりの迫力です。
 しかも、「ひまわり」の花が無造作に生けられているという視覚的な広がり、「ひまわり」の花の持つ明るくポジティブな象徴性、これらによって、より大きな「ひまわり」の絵として、我々の前にあるのです。

 他にも15本以下のひまわりを描いたものもあるらしいのですが、またいつか、見ることもあるでしょう。そのうちの一枚は、かつて空襲で、焼失したとか、しかも、身近な街で・・・。
 なお、ロンドンナショナルギャラリーのひまわりを複写した(ゴッホ本人が再描)他の2枚ですが、微妙に、違う箇所もあるのは興味深いところです。

☆写真、左上はアムステルダム ファン・ゴッホ美術館の「ひまわり」左下は、東京 東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館の「ひまわり」、右はロンドン ナショナルギャラリー「ひまわり」

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