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みんなみすべくきたすべく

並んだ屏風

かきつばた3j
(承前)
  今年の根津美術館には、尾形光琳(1658〜1716)の「燕子花図屏風」と 鈴木其一(1796〜1858)による「夏秋渓流図屏風」が並んでいました。(~2017年5月14日)
 100年以上も違う時代の屏風なのですが、どこか雰囲気が似ていて面白い。
 もともと尾形光琳の燕子花も写実的で細かいというより、少々単純化され、全体の構図がダイナミックで美しい。
 あとの時代の「夏秋渓流図屏風」は、さらに大胆な構図。単純化された笹の葉や水の流れが、現代の絵にも通じています。燕子花こそ、描かれていませんが、百合の花が美しい。

 この鈴木其一の「夏秋渓流図屏風」は、円山応挙の「保津川図屏風」➡➡などの影響が指摘されていますが、確かに大胆な水の流れは、それらに通じるものを感じます。
 
 ただ、以前にも、書いたことですが、➡➡、人出の多い屏風鑑賞は、離れて見たり、視点を変えたりなど、ゆっくリ鑑賞できないのが残念なことでした。
        
             かきつばた5j

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