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フェアリー・フェラーの神技

        ロセッティj
(承前)
 昨日のリチャード・ダッドの絵「妖精のきこりの見事な一撃」(The Fairy Feller’s Master-Stroke)に クィーンのフレディ・マーキュリーが魅せられ、「The Fairy Feller’s Master-Stroke」(絵と同じタイトル)という曲を作っています。ちょっと、くせになるフレーズがあるのですが、妖精が唱えている感じがして楽しい。
  この絵にはまったのが、フレディ・マーキュリーだけでなく、2003年の英国幻想文学短編部門受賞作品「フェアリー・フェラーの神技」(マーク・チャドボーン 木村京子訳 バベル・プレス)も読んでみました。

 神童で、裕福ではない生まれの主人公ダニーの物語です。そのキーワードは、母親と見に行ったテート・ブリテンの「フェアリー・フェラーの神技」でした。憑りつかれたように、その絵が、彼の人生のそばにありました。
 確かに、前半は一気に面白く読み進むものの、後半、少々魔法がとけていき、謎が薄れ、個人的には、ちょっと残念。 

 この短編は、幻想文学部門ですが、幻想的なのは、リチャード・ダッドの描いた絵のことでした。
 一人だけ、不思議な人が出てくるとしたら、ロセッティという人です。
 この名前からも、テート・ブリテンで、大きな位置を占める、ダンテ・ガブリエル・ロセッティからきているだろうと想像できます。
 写真は、そのダンテ・ガブリエル・ロセッティ画➡➡「白昼夢 The Day Dream」。ただし、テート・ブリテンではなく、V&A所蔵です。(続く) 

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